2024年8月23日現在、どこのスーパーに行っても米が売り切れていて困っている方が多いのではないでしょうか。
南海トラフ地震の臨時情報が発表されてから、家の近くのスーパーはお米が売り切れ続出で全然買えない!困るよ
お米を買える店舗を調査しよう!
この記事では、2024年米が売り切れて買えない理由やどこに米が売っているのかについて紹介します。
【2024年8月】米が売ってない理由は地震?地震の影響
2024年8月8月の南海トラフ地震の臨時情報による米の買い占め【米騒動】
2024年にお米が売ってない理由は、8月8日に南海トラフ地震の臨時情報が発表されたことで「米の買い占め」が起こったからです。
2024年8月8日16時42分、日向灘で最大震度6弱の南海トラフ地震と関係があると考えられる大きな地震が発生しました。
気象庁は、巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、世間は騒然としました。
この影響を受けて、2024年8月中ば、スーパーや各小売店で米の売り切れが相次いでいます。
実際、わたしも近所のスーパーやドンキホーテを回りましたが、米は完全に売り切れ状態。
いつもはたくさん積んである陳列台から、お米がなくなっていました。
この「南海トラフ地震臨時情報」の発表で、米などの食料品や日用品を備蓄する動きが以前より大きくなり、米の品薄状態に拍車がかかったことで、米の品薄状況が発生しているのです。
南海トラフ地震臨時情報は、8月15日の17時で呼びかけの期間が終わりましたが、まだ新米の時期ではないので、米不足は続くと考えられます。
昨年の猛暑とインバウンド需要の影響
2024年にお米が売ってない理由は、昨年2023年の猛暑とインバウンド需要によるもの
2023年産の米は、猛暑の影響で高温障害が出るなどして、一部の産地で例年に比べて米の出来が悪くなりました。
しかも、米の収穫量も例年に比べて少なかったため、農水省によれば2024年6月末の米の民間在庫は156万トンで、比較可能な1999年以降、過去最少となりました。
また、日本における米の需要と供給のバランスは、複数の要因が絡み合っています。
需要側は、人口減少や食生活の多様化により、一人当たりの米の消費量が減少傾向であり、一方で供給側は減反政策の影響や農家の高齢化により、年々米の生産量が減少しています。
さらに、昨今の気候変動による異常気象や自然災害の影響で、収穫量が不安定になることも多いです。
その上、新型コロナウイルス感染症の5類感染症以降後、コロナ前よりも増えたインバウンドの外食需要の影響などもあり、現在の米市場は需要と供給のバランスが崩れた状態にあります。
新米が出るまでは米不足の状態が続くことになり、一部のスーパーでは米の購入制限もされています。
それに伴い、米の市場価格もどんどん上がっています。
「南海トラフ地震臨時情報」の発表前から2024年は米が品薄状態だったのね
米はどこで買える?米が売ってる場所を調査!
米はスーパーやドラックストアなどの小売店のほか、農協や農家からの直接購入、さらにネット通販でも購入可能です。
2024年夏、現在は品薄状況が続いていますが、一部店舗やネットなどではまだ在庫がありますので、お近くの店舗や農協、通販サイトをチェックしましょう。
スーパー・ドラックストア
スーパーやドラックストアで米を購入できます。
品薄状態ですが、地域によればスーパーやドラックストアで米が購入できます。
今回の米不足は主に都心部をはじめとする地域で発生しているため、地方に行くとまだ米が手に入ります。
お盆などで地方の実家に帰省している方は、ぜひ一度地元のスーパーやドラックストアに足を運んでみてください。
母の実家がある田舎のスーパーではお米買えたよ!
以下は、スーパー・ドラックストアで米を買うメリットとデメリットです。
メリット | デメリット |
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すぐに手に入る 現物を確認できる | 品揃えは少なめ 持ち帰る手間がかかる |
必要なときにすぐに手に入ることが最大のメリットですね。
農協・農家
スーパーなどの小売店を通さず、農協や農家から直接米を購入することもできます。
農協では安心安全の米を購入できます。
農協で米を買う方法は、農協の直売店に行くか通販サイトを利用するかの2通りあります。
農協の直売店がどこにあるかは、JAグループのJAファーマーズマーケット(直売所)で検索しましょう。
また、農協が運営する通販サイトでは、セールもあり、おいしい米をお得に購入することもできます。
以下は、農協で米を買うメリットとデメリットです。
メリット | デメリット |
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地産地消できる 食育に繋がる 品質の良い米が届く 市場には出ない珍しい銘柄に出会える | 精米する必要がある 少し割高(相場は5㎏で2500円~) |
農家から直接米を購入することもできます。
農家から米を買う場合、各農家のサイトや「厳選米.com」のような生産者から直接購入できるサイトを使います。
以下は、農家から米を購入するメリットとデメリットです。
メリット | デメリット |
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生産者の顔が見える 費用が抑えられる(相場は5㎏1160円前後) 自宅まで配送してくれることも | 精米が必要 出来が悪い年もある 配送まで時間がかかる 配送料がかかることも 農薬や保管方法に差がある |
農家から直接購入する場合、個人間のやりとりになるため、お互い気持ちよく取引できるように、信頼関係を構築しましょう。
ネット通販
Amazonや楽天市場などネット通販でも米を購入できます。
メリット | デメリット |
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の種類や値段を比較・選択できる 米 自宅に届く 定期便や訳あり商品などもある ポイントの還元やキャンペーンなどが豊富 | 送料がかかる 現物を確認できない 届くまでに数日かかる 種類が多すぎて選べない |
Amazonや楽天市場などのネット通販は、ポイント還元やキャンペーンを利用すれば一番安くてお得に購入できます。
相場は5㎏2500円~4500円と値段の幅も広く、その分米の種類も豊富です。
ネット通販で購入する方法については、以下の「米2024通販の購入方法」をご参照ください。
米2024通販の購入方法
米はAmazonや楽天市場などの通販サイトでも買えます。
米10kg
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで米10㎏購入できます。
通販には在庫がまだまだありました。
相場は7000円前後です。
種類が豊富でどの米が安くておいしいか迷うかと思います。
そのときは、必ずレビューをチェックしましょう。
値段に釣られて安い米を購入したけど、激マズですべて処分したという方もいます。
安くておいしい米を見極めましょう。
米5kg
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで米5㎏購入できます。
相場は2500〜4500円です。
送料は別のものもあれば、送料無料のものもあります。
また、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでできるふるさと納税の返礼品として米5kgをくれる自治体もあります。
ふるさと納税の返礼品なので、今すぐにはもらえませんが、物価高や生産量が減少している中ですから、少しでも家計の足しになるのではないでしょうか。
米が売り切れ2024リアルタイム速報
米の売り切れ状況についてリアルタイムで見てみましょう。
地方によって、米の売り切れ状況にはばらつきがあるようです。
特に、東京や大阪などの都心部では米不足が顕著で、地方のスーパーでは米を購入できます。
米不足2024スーパーの状況は?スーパーに米がない【米騒動】
2024年現在、スーパーの米不足は続いています。
うちの近くのスーパーもお米全部売り切れてた…
「南海トラフ地震臨時情報」の発表以降、スーパーの米不足は加速しています。
ただし、都心部を中心に米不足が顕著で、地域によってはまだ米の在庫があります。
お近くのスーパーで米が売り切れ状態なら、一度地方のご実家や地方に住んでいるご友人や知人に連絡を取ってみるのも一つの手かもしれません。
特に、米の産地で昨年の異常気象の影響が少なかった地域では、地元住民が必要な分の米を確保している可能性があります。
地方で流通している米の中には、はじめから他の地域に出荷するための米でないため、一定数在庫を残して、地元の小売店で販売します。
東京や神奈川、大阪などの都心部の場合、米農家が少ないため、自分たちの地域で収穫できた米だけでは住民を賄えられず、地方から出荷される米ばかりに頼り、米不足に陥りやすくなります。
昨年から続く異常気象などさまざまな要因で、生産量は減少傾向のため、都心部の米不足はまだ続くと考えられます。
米不足2024はいつまで続く?
米不足2024は2024年9月中旬頃まで続くことが考えられます。
新米が流通する9月中旬から10月にかけて解消するでしょう。
新米の収穫は8月末から始まり、全国的に9月中旬頃から出荷が増えます。
そのため、10月以降はスーパーの米不足も緩和されると考えられます。
まとめ:お米が売ってない理由は地震や異常気象!日々の備蓄が大切
以上、2024年米の売り切れて買えない理由やどこに米が売っているのかについて紹介しました。
近年の異常気象や農家の減少が米不足の主な原因で、「南海トラフ地震臨時情報」が米不足を加速させたんだね
ひとまず、新米が販売される9月中旬までの我慢だ…
- 2023年の異常気象により2024年は米不足
- 「南海トラフ地震臨時情報」の発表後、米不足に拍車がかかった
- 通販サイトや地方では米が買える
- 9月中旬から10月にかけて米不足が解消される見通し
年々米の消費量も生産量も減少していることや近年の異常気象、さらに「南海トラフ地震臨時情報」の発表が、今回の米不足の要因でした。
秋になると新米が流通するため、米不足が解消される見通しですが、まだこの苦しい状況は続きます。
東京や大阪など都心部を中心に米不足に陥っているため、地方にご家族やご友人がいらっしゃる方はご家族やご友人に頼ることも検討しましょう。