伊勢の定番土産である赤福。
せっかく買ったのに、人から貰ったのに、賞味期限を切らしてしまったことはありませんか。
また、赤福の賞味期限を切らしてしまったけど、もったいないから食べたいと思っていませんか。
どうしよう!赤福の賞味期限1週間も切れちゃってる!!
賞味期限切れでも食べれるか、保存方法を調査してみよう!
この記事では、赤福は賞味期限切れでも食べれる?1週間はアウト?保存方法を調査してまとめます。
赤福は賞味期限切れでも食べれる?日持ちは?
赤福は賞味期限ではなく、消費期限と記載されているため、消費期限が切れたら食べないでください。
赤福は消費期限なの?賞味期限と何が違うの??
賞味期限と消費期限の違いは、以下の通りです。
- 賞味期限は「おいしく食べられる期間」のこと
- 消費期限は「安全に食べられる期間」のこと
以上の違いにより、消費期限を過ぎているとは、安全に食べられる期間を過ぎているということなのです。
赤福は生ものなので、賞味期限ではなく、消費期限と設定しています。
消費期限を過ぎていても、赤福の見た目やにおいに変化がない場合、まだ腐敗が進んでおらず、食べられる状態にあると感じるかもしれません。
たとえ本当に食べられる状態であっても、もし消費期限切れの赤福を食べるのなら、自己責任になります。
消費期限が過ぎていると、お腹を壊したり、吐き気がしたり、食中毒になる可能性もあるため、消費期限切れの赤福は食べないほうが賢明です。
赤福の日持ちは?
赤福は2~3日間しか日持ちしません。
赤福の消費期限が製造日を含む2~3日間ですので、製造日を含む3日を超えたら食べないようにしましょう。
冷蔵保存や冷凍保存していた場合、記載の消費期限より日持ちしますが、自己責任になるため、食べる前に必ず状態をチェックが必要です。
赤福は日持ちしないため、買ったり貰ったりしたら、なるべくすぐに食べることをおすすめします。
赤福が賞味期限切れ!1週間を超えたらアウト?
赤福は賞味期限ではなく消費期限のため、それを1週間も超えたらアウトです。
赤福の餡や餅には水分が多く含まれていて、その水分の中は微生物や雑菌が繁殖しやすく、消費期限を過ぎると、健康上の危険があり、食中毒のリスクが高くなります。
また、赤福は防腐剤や抗酸化剤を一切使用していないため、消費期限を超えると中の餅が硬くなります。
そのため、赤福の消費期限は短く、製造日から1週間を超えたら安全とはいえまず、おいしくもありません。
ましてや、消費期限から1週間超えている場合、カビが生えたり、異臭がしている可能性もあるため、すぐに廃棄しましょう。
赤福の正しい保存方法
赤福は直射日光や高温多湿な場所を避け、常温で保存してください。
赤福は生菓子で、消費期限は3日ほどのため、購入後はなるべく早く食べてください。
開封後は特に傷みやすいため、消費期限に関わらず、早めに食べきりましょう。
夏場は室内でも気温高くなるため、冷房が効いた部屋など室内で比較的温度の低い場所で保管することがおすすめです。
赤福持ち歩きたいな!
そんなときは保冷剤??
また持ち歩きの際、保冷剤で冷やして赤福を保存すると、中の餅が硬くなってしまうため、冷房の効いた店舗内などにいる方が品質の劣化を防げます。
特に夏に外で長期間持ち歩く場合、品質が落ちる可能性があるため注意しましょう。
赤福の賞味期限は何日間?
赤福の消費期限は、夏(5月中旬~10月中旬)の消費期限は製造日を含む2日間、冬(10月中旬~5月中旬)は製造日を含む3日間です。
夏は2日しか日持ちしないんだね!
夏は気温が高く、赤福が傷みやすいため、冬よりも消費期限か1日短いです。
夏と冬で異なるため、注意しましょう。
また、消費期限内でも異臭や味などに異変がある場合は、傷んでいる可能性があります。
異変を感じたら、食べずに廃棄しましょう。
赤福が消費期限切れ!冷蔵庫に入れていてもアウト?
冷蔵保存していた赤福が、消費期限切れになっている場合でも食べることをおすすめしません。
常温保存よりも冷蔵保存のほうが、微生物や雑菌の繁殖を抑えられますので、1~2日過ぎた程度であれば食べられるかもしれませんが、自己責任になります。
また、赤福を冷蔵庫に入れて保存することは、微生物や雑菌を押さえることはできますが、赤福自体を劣化させてしまいます。
赤福は冷蔵庫で保存すると、外の餡が乾燥して中の餅が硬くなります。
もし、赤福を冷蔵保存してしまったら、食べる前に5~10秒ほど電子レンジで加熱してください。
加熱することで、硬くなった餅が柔らかくなります。
ほかの加熱方法は、食べる1時間前に、炊飯器の中(ご飯の上)に形が崩れないように、赤福をアルミホイルで包んで30分ほど温めて、常温で冷ますとちょうど良い柔らかさになります。
炊飯器の代わりに蒸し器を使用しても問題ないです。
加熱しすぎて柔らかくなり過ぎないように注意しましょう。
赤福を冷凍保存してもいい?
赤福を冷凍保存しても問題ありません。
赤福は日持ちしませんが、どうしても日持ちさせたいときにおすすめです。
赤福を冷凍保存できるんだ!意外だね!
赤福を冷凍保存する方法は以下の通りです。
- 赤福を1個ずつラップに包む
- ラップした赤福を密封できるものに入れる
- 冷凍庫に保存する
以上のように赤福を保存すると約1ヶ月ほど日持ちします。
②で密封するとき、フリーザーバックやタッパーなどを使うのがおすすめです。
食べるときは食べる前日に冷蔵庫で自然解凍してから食べましょう。
すぐに食べたいときは、1個あたり20秒から30秒ほど電子レンジで解凍すると良いですよ。
ただし、電子レンジの機種によっては赤福の餡が焦げることもあるので、注意しながら加熱しましょう。
また、一度冷凍した赤福を解凍して、再び冷凍すると品質の劣化が甚だしいため、再冷凍はやめてください。
赤福はなぜ賞味期限が短い?
赤福は生菓子で微生物や雑菌が繁殖しやすいため、消費期限が短いです。
防腐剤や抗酸化剤を使用しておらず、食中毒のリスクが高まりやすいため、消費期限を短く設定しています。
また、中の餅は硬くなりやすく、長期保存に向いていません。
なるほど!
防腐剤や抗酸化剤を使用してないから、消費期限が短いんだね
そのため、できるだけ早く消費期限内に食べましょう。
どうしても日持ちさせたい場合は、上述のように冷凍保存することをおすすめします。
赤福の賞味期限切れ事件
赤福は消費期限切れの赤福を販売していたことがあり、2007年、赤福が消費期限を偽造していると全国報道されました。
この事実は、従業員が役所に内部告発したことによって公に出ました。
内容は、店頭の売れ残り商品を回収し、冷凍して再包装したという食品の表示に関するJAS法と食品衛生法違反でした。
農政局と保健所による一斉立入調査が行われ、赤福は無期限の営業停止処分を受けました。
少なくとも40年も前から消費期限を偽造しており、今までに健康被害は報告されていません。
2008年1月30日に保健所の立ち合い検査の結果、処分は解除されました。
その後、現在は食のコンプライアンスの強化や食品安全衛生の強化に努めています。
また、保存の問題上、地方配送を6月から9月まで夏の間、行わないなどの対策も行っています。
赤福は腐るとどうなる?
赤福は腐るとカビが生えたり、変なにおいがしたりします。
具体的には以下の通りです。
- カビが生えている
- 酸っぱいにおいや味がする
- 変色している
- 変な味やにおいがする
消費期限内であっても、以上のような状態の赤福は腐っているため、食べないようにしてください。
夏場や何時間も持ち歩いたときは、食べる前に必ず上記のような問題がないかチェックしましょう。
まとめ
以上、赤福は賞味期限切れでも食べれる?1週間はアウト?保存方法を調査してまとめました。
赤福の消費期限が切れたら食べないようにしよう!
どうしても日持ちさせたいときは、冷凍保存するといいね!
- 赤福は消費期限なので、切れたら食べない
- 赤福は夏は2日、冬は3日しか日持ちしない
- 赤福は常温保存が基本だが、冷凍保存もできる
- 赤福は生菓子で、防腐剤や抗酸化剤を使用していないため、消費期限が短い
- 赤福は過去に消費期限を偽造したことがあるが、今は改善している
- 赤福が腐るとカビが生えたり、見た目や味が変化したりする
赤福は消費期限が短く、それを過ぎると食中毒のリスクが高まったり、中の餅が硬くなったりします。
消費期限が過ぎた赤福は食べないようにしましょう。
冷蔵保存していたら、1~2日過ぎても食べられるかもしれませんが、消費期限を過ぎて食べる場合、自己責任になります。
また、冷蔵保存の場合、赤福の餡が乾燥して餅が硬くなるため、注意が必要です。
おすすめの長期保存方法は、冷凍保存です。
冷凍保存の場合は、1ヶ月以内に食べきることがおすすめです。
赤福は基本的には高温多湿を避けて常温で保存し、消費期限内においしく食べましょう。